不動産 富山

不動産ライフinトヤマ

不動産会社勤務のお父さんです。→独立開業しました!サラリーマンの皆様!会社は我々が支えてるんだ!会社繁栄の為、頑張りましょう!という裏で自身で稼ぐ事を第一に頑張ってます。

高齢者売主あるある!

高齢化社会と言われるようになって久しいですが、、、

そもそも不動産の仕事をしてると売主が高齢者の確率て結構高いのです。

 

子供の為に土地買ったけど他で家建てた

とか

子供と同居することになったから家売りたい

とか

相続前に整理しときたい

とか

 

んで

最近よく聞く高齢者の病気といえば

認知症

てやつですね。

 

夜中に冷蔵庫から生野菜出して食ったり、

ふら〜っと家から出てったりする

アレです。

 

認知症になると、

制限行為能力者になるので、

その人の不動産は売却することが出来ません!

 

各地で認知症により所有権移転を行う事が出来なかったというトラブルが多発しており、

不動産業界の我々もとても敏感になってます、、、。

 

いやいや、

売り出す前に本人とやりとりしてるから認知症かどうかぐらい分かるでしょ?

て思いますよね。

 

ところが

高齢者の不動産の売却依頼て、

子供が窓口になる事が多いのです。

(子供言うても50〜60代)

親は身体都合悪いんで〜みたいなことで。

 

だから売却相談から売買契約まで全部子供が代理でやるのですが、

最後の所有権移転の時だけは本人じゃないとダメなんで、高齢売主が現れるのです。

 

んで

どうも変だな?と司法書士が気づいて、

「この人あかん、認知症ちゃう?所有権移転でけへん」

 

こうなったら買主怒り大爆発ですよw

 

これが怖いので注意しなきゃなーと思ってたらそれに該当する自分が担当してる物件ありましたわw

 

しかも売れそうなので早めに直接売主に会っておきたいので司法書士を連れて売主に会いに行くことになりました。(急過ぎるw)

 

1年前くらいに媒介結んだ際に

・売主は90オーバー

・高齢者施設に入ってる

て聞いてたので、司法書士に伝えると

「90歳以上で認知症になる確率90%ぐらいですよ」

て脅された!震える!!

 

やばいやんと思いつつ売主が居るサ高住へ。

 

すると窓口の息子がやってきて、

「今母親背中を圧迫骨折してるんです」

高齢の人が怪我したらそのショックで一気に認知症なるとか聞いたことあるーw

もうほぼダメやろぐらいの気持ちで、

初のご対面!

 

すると!

 

かなり元気!(頭が)

なんでも明朗快活によく喋る!

耳は遠いが誰がどうみてもしっかりしてる!

 

あーよかったーと思いながら年齢聞いたらなんと

 

96歳!!

 

今までの売主で最高齢!w

 

司法書士もびっくりして

「これなら安心ですね、全く問題ない」と太鼓判を押していただきやした!(あざす!)

 

ひとまず安心ですが、引渡しまでに数ヶ月かかる場合、

その間になる可能性も踏まえて、

出来るだけ引渡しは早く段取り出来るようにするつもりです!

 

皆様もお気をつけください!

認知症にならないようにという意味で)