回想日記〜不動産営業マン6〜
久しぶりになっちゃった!
書いていきます〜
〜会社〜
今行った物件の調査をする為、
現場ではわからない部分を調べることになった。
その為には
・法務局
・役所
・水道局
を回ってくる必要があるらしい。
各所回って法規制などを調べて特に問題がないことを確認。
査定書を作る運び。
仲介査定の場合は地価公示価格、路線価、建物の現在価値計算、近隣の事例(売りに出てるもの、売れたもの)を基に算出する。
買取の場合はリフォームしていくらで売れそうか仮定して、
リフォーム費用や利益、諸経費を計算して、
残った金額が買取価格となる。
今回の物件の場合、
状態が悪い為、仲介でも金額がそこまで望まず、
買取の方が良いだろうと会社内では話していた。
〜売主宅〜
売主「こんなに安いの?」
上司「そうです。他社では買取もしないと思います」
売主「、、、少し考えさせて欲しい」
上司「いいですが、この価格は2週間以上経つと保証できませんので、ご理解ください」
査定報告では
仲介で売り出せば高く売れる可能性があるが、
今回の物件の場合は最初に売主負担でリフォームなりクリーニングならしないと印象が悪くて、
売れないと思うと伝えた。
滞納もしてて差し押さえが入ると競売になる。時間との勝負である。
借金も消えるし買取の方が得策と思う。
という方向の提案。
金額云々よりも、こういうルーズな人は早く問題が解決する方を選ぶだろうという予測だった。
申し訳ないがこういった状況に陥る人の大半が、
考える事の出来ない人だと思う。
車を買いに行って車屋の用意する金利の高いクレジットローンを組む人
いわゆる高級車に乗って高い税金やガソリン代を払っている人
家の中がタバコで臭く壁紙も黄ばんで家という資産を毀損していく人
この不動産査定を通して
知識がどれだけ生きていく時に大切な要素なのかと感じた。
普通に生きていたら俺もこうなる、、、
そんな恐怖感を持ったのを覚えている。
〜1週間後〜
私「もしもーし。その後どうですか?」
売主「いやー、、、。御社で買取してもらいたいと思ってます。もう少し金額あげれませんか?お願いです、、、。」
私「ありがとうございます。上司に確認して、報告も兼ねて伺います」
売主「ありがとうございます。よろしくお願いします」
この後、金額を少しあげて無事買取契約することができた。
3ヶ月の期間は過ぎてしまったのだが、
買取再販で利益が大きく出る物件になったので、
無事社員になることができました。
これをキッカケに不動産の仕事っておもしろいなーと思う様になりました!
それで今は自分で開業するまでになったのだから、
出会いって大切です。
回想日記はこれでおわりー